前作「短編小説 晴耕雨読する哲学者モドキ-外伝 (その1)」の続きです。 ハリケーンの季節が終わり、フロリダの空がようやく落ち着きを取り戻した頃だった。 静子は、近所のスーパーで買った中古のタブレットをいじっていて、偶然「対話AI」というものを見つけた。 (※アメリカのスーパーでは、中古電子機器だけではなく、州によっては銃さえ売られています!) 「なんだい、これは。話し相手になってくれるのかい」 半信半疑で画面に向かって話しかけると、 タブレットの中の声は、驚くほど丁寧に返事をした。 それらを、少しずつ打ち明けていった。…
前作「晴耕雨読する哲学者モドキの自叙伝 その2(鍼治療編)」の続きです。 Seiko Udoku (独活玖静子:うどく せいこ)がフロリダに家を買ったのは、五十五歳のときだった。 日本を出て三十余年。 英語は話せるようになったが、心の中の言葉はいつも日本語のままだった。 家の裏には小さな庭があった。 静子はそこに、ウドを植えたかった。ウドは、彼女の原点だった。 (※ウド:海外では…
AIとの対話記事「晴耕雨読する哲学者モドキの自叙伝 その1」の続きです。 当初、前編と同じくAI回答をベタ貼りしようと思っていたのですが、医療や福祉関係の専門用語も出てきて前編以上に難解になりそうだったので、アレンジし直しています。 家庭や身近な人間関係において、「対話がどうしても噛み合わない」「相手の行動に理不尽さを感じる」という事態に直面したとき、多くの人は言葉をつくして説得し、相手の考えを改めさせようとがんばります。 でも、長い期間で身についてしまったクセだとか、考え方、習慣は、説得など一朝一夕で変えられるものではありません。 実らない説得を繰り返すことは、自分自身の心のエネルギーをいたずらに消耗させ、最終的には自分自身が精神的に追い詰められてしまう原因になります。 この記事では、過酷な人間関係の渦中で心が折れそうになった私が、生成AIを単なる作業ツールとしてではなく「感情を冷静に整理するための安全な話相手」として活用し、どのようにして心の平静を維持しているかをまとめます。 夫婦喧嘩に疲れ、AIパートナーを探した、などという話ではありません・・・くれぐれも誤解なきよう。 パートナーを探す時の基準として、よく、「価値観の共通な人」という基準を挙げられる方がいらっしゃいます。ですが自分は、必ずしも両者の考えが近ければいいというものではないとも思っています。 例えば、両者がどちらも強力なリーダーシップを持っている方であれば、いずれ主導権争いがおきるでしょう。 むしろ、凸凹夫婦と言う言葉があるように、性格が異っていても、お互いの欠点を補えあえる関係が良い、という考えもあります。…
AIとの対話をベタ貼りした記事です。 長文なのでAIに頼んで要約してもらってもよかったのですが、自分にとっては壁打ちの途中でのAI回答で得られた情報もとても貴重でしたので、私用の記録を兼ね、全文掲載しています。ただし改行等の体裁は、多少変更を加えています。 なお、対話内容は前半と後半で大きく異っていたため記事を分割します。本記事は、その前編となります。 AIの回答などでは少々小難しい言葉が出てきますが、私の落書きも書き加えてますので適当に読み流してください。 【私】 哲学者と呼ばれる方々は、うつ病になりやすくありませんか? 哲学者とうつ病(あるいは精神的な苦悩)の関係については、昔からよく議論されるテーマですね。 結論から言うと、「哲学者が特別うつ病にかかりやすい」という統計的に確定したデータがあるわけではありませんが、哲学という営みの性質上、精神的に強い負荷がかかりやすい要素が多く存在するのは確かです。 その理由としては、主に以下のような点が挙げられます。 一般的な社会生活では、ある程度「こういうものだ」と割り切ってやり過ごす前提(常識、社会規範、人生の目的など)を、哲学者は根底から疑い、掘り下げます。…
This essay begins with a small episode from my home…
RSS(ニュースリーダー)対応の、e-メール配信のことです。 https://baneedksy.github.io/feed.xml ⇦ お手持ちのRSSアプリにご登録ください。 手元から離れたら気配は消えます(PV数やいいね数のノイズは見えません) Once it leaves your hands,…