
AIはマインドフルネスじゃ
マインドフルネスと聞くと、何かスピリチュアル的な怪しげなものというイメージを持たれる方もいるのではなかろうか? 確かに、仏教思想が背景にあるのじゃが、マインドフルネス自体は宗教とは無関係で、単に仏教でも用いられている小ワザのようなものだとワシは理解しておる。 もう少しわかりやすい、別の例を挙げるなら「アンガーマネジメント」という言葉を聞かれたことはないじゃろうか? 何かに😡ムカついたり💢カチ〜ンッと来た時、すぐに感情を表さず深呼吸するなどして、6秒間だけ待ってから対応するように心がけることじゃ。 この6秒の間に、 みたいなことを考えてみると、案外6秒後には怒りが覚めていることも少なくないのじゃ。 もちろん、6秒経ってからでも、怒る必要がある場合にまで我慢しろ、という意味ではないぞ。 要は、一歩引いて別目線で物事を見るようにすると、それまで気づかなかった様々なことに気づくようになり、幅広い物の見方ができるようになる、という実用的なテクニックで、これもマインドフルネスの一つの形だと言われておるのじゃ。 そう考えると、自分の頭の中にあるモヤモヤや思い込みをAIに投げかけ、否定も肯定もされない平熱の回答を得るという行為は、まさに「思考を一度自分の外に出して客観視する(離見の見)」という意味で、極めてマインドフルネスに近い体験と言えるのじゃ。 じゃが、巷で騒がれている「AIで業務効率化」や「AI生成で作品作り」といった威勢のいい話を聞いてみると、どうもマインドフルネスとはかけ離れた、ギラギラとした欲望や作業の匂いがプンプンと漂ってくるのじゃ。…
