今日の落書き:インバウンド漫才🎭『黒の逆襲』(復刻版)

いや〜最近インバウンド多すぎて、もうヘロヘロやねん。
また始まったな。
観光客の波に飲まれて、気分はもう“人間回転寿司”や。
回されてるやん。
でもな、インバウンドはどこにでも押し寄せるのに、
なぜか漫才だけはインバウンド閑古鳥や。
漫才だけ“言語の結界”で守られてるねん。
そやな、RPGの聖域みたいなもんやね。
インバウンド向けには言葉のバリアフリーが
必要っちゅうやっちゃな?
せやな、字幕つけるか、もう全部ジェスチャーでいくかや。
新喜劇方式やないか!
とにかく聖域じゃなくって、インバウンド向けのお笑いの聖地、
“悪(あ)しもと”さんに頑張ってほしいんよ。
誰やねん、悪(あ)しもとって。足元すくわれそうな名前やな!
関西カルチャー界の裏聖地や。
裏聖地って何やねん、裏口入学みたいに言うな。
とにかく悪しもとさんにはインバウンド向けの
“サムカル”を出してほしいんよ。
サムカルって何やねん。
寒いサブカルチャーってやつや。
寒いって自分で言うな。
見た瞬間に「うわ、寒っ」ってなるやつや。
誰がそんなもん求めてんねん。
インバウンド観光客がサッと触れて、
すぐ醒めて、さっさと帰れるやつ。
回転寿司方式で、観光客の回転率上げようとすな!
でもな、日本の中でも、関東の連中から関西の薄口文化って、
よう攻撃されるやん。
いきなり、何の話やねん。
「薄口って味薄いんちゃう?」とか言われるやろ。
まあ言われるな。
おまけに、この前なんか、関東の人に
「たこ焼きも串カツも、ソースどぼどぼやん!」
とか言われてん。
せやねん、ソースだけは濃いねん…そこは認めるわ。

そしたら横から調子に乗った富山の人が来てな、
「黒造り食ってから言え」って。
黒造りは黒さのレベルが違うねん。
さらに鹿児島の人が「黒酢を馬鹿にすんな」とか、
沖縄の人が「黒蜜が京都でどんだけ使われてるか知ってるんか」
とか言うてきて。
黒の勢力どんどん増えてるやん。
おまけにインバウンドのロシア人から
「真っ黒なキャビアを黒パンに乗っけるとおいしいヴィ〜〜ッチ!」
とかって言うてきて。
ヴィ〜〜ッチって何の料理用語やねん!
ロシアの“おいしい”の最上級や!
絶対ウソや!
ほんでな、脇にいたイタリア人からも
「イカ墨パスタ、知しらないの? ボケてるの?」とか、
黒のワールドカップか!イタリア代表、黒で攻めすぎやろ!

ほんでな、ニュージーランドのオールブラックスまで出てきそう
やったんよ。あいつら黒装束で来よるからな。
黒の祭典か!黒のオールスター揃ってもうてるやん!
だから、先に、ワイは言うたんよ。
何て言うたん。
「黒い食べ物で攻めてくる前に、
まず関西の薄口の“出汁の透明感”に勝ってから来い」 ってな。
急に強気やな。
キャビアも黒パンもイカ墨パスタも黒造りも黒酢も黒蜜も、
全部うまいけどな?
認めるんかい。
でも“黒さで勝負”してる時点で、もうジャンル違いや。
黒の分類学始まった。
関西は“透明の旨味”、向こうは“闇の旨味”や。
闇言うな。
せやからワイは言うたんよ。
まだ言うんか。
「黒いもん全部まとめて“悪しもとブラック部門”に任せるから、
薄口文化には手ぇ出すな」 ってな。
悪しもと万能すぎるやろ。
悪しもとさんがブラック部門作ってくれたら、インバウンド観光客も
「なんかよくわからんけど、楽しい!」
って、さっさと帰っていくやろ。
雑な満足度やな。
そしたらワイらも疲れへんやん。
結局悪しもと頼りかい。
せや。悪しもとさん、頼んだで。
誰に向かって言うてんねん!
悪しもとさん、見てるんやろ? (客席を探す)
おらんわ!
本記事は、以前、noteに投稿していた記事の復刻版です。私はnoteを除名されたため、現在はnoteでこの記事をご覧いただくことはできません。除名に至った経緯は本ブログの5243カテゴリーの記事や、Substackの下記記事などに詳しくまとめてあります。

