【モネ絵画事件】民意で変えられるもの、変えられそうにないもの 巻末付録:落書き (復刻版)

大好きな落書きは、自分のものか、いつ削除されても構わない公共伝言板にだけ。そう心がけている、バンクシーモドキの蛮苦恣意です。

第1章:モネ事件の衝撃

AFPによると、スウェーデンで、気候変動抗議のためモネの絵画に赤い塗料を塗った活動家2人が無罪判決となったそうです。

このニュースを初めて目にしたとき、私は「精神鑑定で無罪になったケース(責任能力がないから許された)と同じようなものでは?」という勘違いをしていました。しかし、無罪となったのは、全く違う理由だったようです。

【精神鑑定による無罪】

  • 善悪の判断能力がなかった

  • 責任能力の欠如

  • 犯罪はあったが責任を問えない

【今回の判決】
完全に理性的で計画的

  • 保護ガラスのある作品を選んだ

  • 除去可能な塗料を使用

  • 「損傷させる意図」という犯罪の構成要件そのものが欠けている

つまり「そもそも犯罪行為が成立しない」という、法律の境界線を極めて計算して(法の盲点をついて、という言い方をされる場合もあります。)行動していたようなのです。

人様のものに落書きしないよう心がけている私としては、このやり方に同調するつもりはありませんが、彼らの 「通常の抗議では誰も振り向かない。気候危機は人類の存続に関わる緊急事態。絵画は傷つけていないし、美術館の一時的な不便より地球の未来が重要」という考え方は、一応、筋が通っているようにも見えます。

第2章:民意が社会を変えてきた歴史

過激な抗議活動による変革

そこで、念の為、このような強硬な抗議活動が実際に社会を変えた例はあるか調べたところ、いくつかの事例が見つかりました。

【過激な抗議活動の成功例】

  • モントリオール議定書(オゾン層保護) 1987年 

  • シェルの北極圏掘削中止 2015年

  • イギリスでプラスチックマイクロビーズ禁止 2018年 

  • 世界海洋条約 2023年

  • アメリカでウミガメ保護装置の義務化

【過激な抗議活動への規制強化例】

反抗議法(Anti-Protest Laws)の急増:
2017年のスタンディングロック抗議以降、300以上の州レベルの反抗議法案が導入され、不法集会、不法侵入、妨害などの曖昧な犯罪に対する刑事罰が引き上げられている。

何れにせよ、民意は実際に法改正や企業方針の転換につながっており、「過激な抗議 → 世論形成、または反感 → 変化」という経路は、確かに機能しているように見えます

一般的な民意による変革

更に、必ずしも過激ではない形の民意であっても社会を変えたケースも見つかりました。

色々と批判的意見も目にすることが少なくないパチンコです。もちろん、決して十分とも早いとも思いませんが、少しずつ規制は強化されているようです。

こちらの規制の流れは、特定の一つの民意が突出して行政を動かしたというよりも、「治安悪化への不安」「依存症への懸念」「青少年保護」「地域環境の維持」など複数の声が重なり合い、総体として行政や警察を動かしてきたようです。

例外(変革が感じられないもの)

残念ながら例外もあるようです。
私はがすぐ思いついたのはNHKです。(他にもあるのですが、それは後日)

世の中では受信料のことだけでなく「偏向的ではないか」など多くの意見を目にすることが多いのですが、何も変わっているようには思えません。

第3章:なぜNHKは変わらないのか

【環境問題、パチンコ】世論の不満 → 抗議活動 や民意の積み重ね→ 法改正・企業方針転換
【NHK問題】世論の不満 → ??? → 何も変わらない

  • 何十年も、誰が首相になっても。

  • 世論調査で不満が多数でも。

  • 訴訟を起こしても敗訴。

  • 最高裁は「合憲」。

つまり内部で完結し、外部圧力の経路が遮断されている、という構造上の問題がありそうです。

第4章:立花党首の逮捕、高市政権の沈黙

最近のニュースを見ると、さらに皮肉な展開が見られます。

【立花NHK党党首・逮捕】

  • モネ事件:計算された抗議 → 無罪

  • 立花氏:衝動的な情報発信 → 逮捕

  • NHK改革の象徴的人物が、別件で実刑の可能性

【高市首相の沈黙】

  • 総務大臣時代:「私ほどNHKに嫌われた大臣はいない」

  • 首相就任後:NHK改革に一切言及なし

  • SNSではフェイク情報が拡散(高市政権が実際には発信していない「受信料廃止を宣言」という情報がXなどで拡散されている)

  • 期待は高まるが、何も起きない

なぜか?
総務大臣という「外部」からなら批判できる。
でも首相という「内部」になれば、
NHKは統治システムの一部になる。

第5章:結論—落書きで抵抗するしかないのか

環境活動家の抗議や一般庶民の民意は実際に社会を変えてきた。
法の境界線を計算し、世論を動かし、企業や政府を動かした。

でも、NHK問題には、その経路が存在しないようにみえる。

パチンコは規制が進む。
環境問題は法改正につながる。
でも、NHKは何十年も変わらない。

立花氏は逮捕された。
高市氏は沈黙した。
フェイク情報だけが拡散する。

では、私たち市民には今何ができるのか?

モネ絵画に「直接」塗料を塗ることはできない。それは他人様の物だから。

NHKのポスターに「直接」落書きすることもできない。それも他人様の物だから。

だから、この文章を書く。

でも問いかけは残る:

構造的に変化が極めて困難なシステムに対して、
市民はどう声を上げるべきなのか?

スウェーデンの活動家たちが投げかけた問いは、
NHK問題にも、そして民主主義そのものにも響く。

私の「落書き」は、その問いを可視化するためにある。

そして、あなたも自分なりの「落書き」で、
この問いに応えていいのではないでしょうか。

付録:落書き

お待たせいたしました!😁 
いよいよ本題の、バンクシーモドキの落書きを始めますっ🖌️

年間7000億円の受信料を徴収するNHK。 民意を無視するのではなく、公平性を担保するため民意を取り上げる番組を作ってはどうでしょうか。

【番組提案1】📺「一般ピーポーちゃんに叱られる」

警視庁のマスコット・ピーポくんならぬ「一般ピーポーちゃん」(可愛いけど怒ると怖い、5歳の雌の子ネズミキャラ)が、「おかむら」さんを厳しく追及!

一般ピーポーちゃん: 「ねぇ、ねぇ、おかむら、オールドメディアって言われてるテレビ業界で、一番給料がよさそうなとこってどこ?」

おかむら: 「えー、民放のキー局とか?」

一般ピーポーちゃん: 「ちがーう! NHKだよ! 受信料で安定して平均年収1000万円超えちゃってるんだから! これだけで飽き足らずに消防車やパトカーみたいにカーナビで未払いバレしちゃった可哀そうな一般ピーポーもいるんだよ! 高給取りの銭ゲバNHKは、ぼーっと一般ピーポーいじめてんじゃねぇよ💢」

※ NHKの決算概要(2024年度など)で公表される「給与総額」を「年度末要員数」で割った一部メディアの推計値が、約1,100万円と報じられています。(実際の平均年収はこれより低いとの指摘もあります)

【番組提案2】 💬「平日討論」ゴールデンタイムの看板番組

第1回 テーマ「NHK受信料制度」
【討論者】
- 賛成派:NHK会長、総務省官僚
- 反対派:立花孝志氏(保釈中なら)、市民団体

第2回 テーマ「メディアの新旧」
【討論者】
オールドメディア側(生出演):NHK会長、民放連会長、日本新聞協会代表
ネットメディア側(リモート出演):X(旧Twitter)投稿民代表、5ch名無しさん、キュレーター役でヒロユキ

【番組提案3】 🎵「第76回NHK紅白歌合戦」

毎年やってるアレ。ただし、今回は出演者を大変更。

紅組: オールドメディア&K-Pop連合

  • NHK(大トリ候補)ー「栄光の架橋」

  • 新聞社連合 ー「新聞少年」(1965年の昭和名曲。紅白3年連続出場。当時の新聞業界の象徴)

  • 民放キー局(但しテレ東は独自企画優先のため出場辞退)ー「視聴率の女」(科捜研の女のテーマソングの替え歌)

  • aespa(紅組・特別枠扱い 楽曲はまだ未定 … 本当に歌えるのでしょうか?)

白組: ネットメディア軍団

  • YouTubeクリエイター連合 ー「Lemon」

  • X(旧Twitter)勢 ー「炎」

  • TikTok・Instagramインフルエンサー ー「U.S.A.」

  • 5ch・ニコニコ代表(やや高齢化している?)ー「さよなら」

【番組提案4】特別番組「行くメディア来るメディア」

大晦日23:55〜

  • 渋谷NHKホール前から生中継

  • 除夜の鐘ならぬ「サーバーダウンのカウントダウン」

  • カウントダウン終了後・・・

  • ナレーション: 「古いメディアは去り、新しいメディアが来る……でも受信料は永遠に」


2026年は、少しでも公平なメディア環境が来ますように。

※今回の落書きは、年末で多忙のためかなり疲労がたまっているので、一杯やりながらひらめいた「雌の5歳の子ネズミの一般ピーポーちゃん」キャラ以外のネタや記事、手抜き画像の多くはAIに手伝ってもらっています。


  • 除名に至った経緯は カテゴリー:5243.t(note)について  に詳しくまとめてあります。また、関連情報も 5243カテゴリー の記事として随時追加しています。