韓国旅行で「チヂミ」を注文していいの?ー AIや翻訳機が教えてくれない韓国風お好み焼きの頼み方 (復刻版)

いきなり、この質問への回答のヒントです。
例えば、お知り合いの外国の方から、

 「本格的な寿司を食べてみたいんだけど、とりあえず、
   推しのカリフォルニアロールを教えてくれる?」

と言われたら複雑な気分になりませんか?

勘の鋭い方なら、お気づきになったと思いますが、実は「チヂミ」という言葉は、日本人がイメージする、「薄いゴマ油風味のお好み焼のような料理」とは違う意味合いがあるのだそうす。

その気になって探せば簡単な解説はすぐ見つかるのですが、あまり知られていないようですので、まず最初にAIがまとめてくれた説明をお知らせします。

「チヂミ」の語源と韓国語での呼び方

「チヂミ(지짐이)」は、韓国の一部地域(主に慶尚道や江原道など南部・東部の方言)で使われる呼び方で、標準語(ソウルを中心とした韓国語)ではあまり一般的ではありません。

標準語では、主に부침개(プッチムゲ / ブチンゲ) または 전(ジョン / チョン) と呼ばれます。

「ジョン」は食材に粉や卵の衣を付けて焼くもの(例: 野菜ジョン、肉ジョン)。

「プッチムゲ」は生地に具を混ぜて焼くもの(日本でイメージするチヂミに近い)。

広義では両方が重なることが多く、メニューでは「전」がよく使われます。

特に人気のネギ入りは「파전(パジョン)」、海鮮入りは「해물파전(ヘムルパジョン)と呼ばれます。

「チヂミ」という言葉が日本で広まったのは、戦前・戦後に日本へ渡った韓国人の多くが南部出身だったためだと言われています。

某AIによる説明 詠みやすくするため、若干、体裁を変更済

ですので、ソウルなどで韓国人がこの食べ物を注文するときに「チヂミ」と発音して注文することはないようです。もし「チヂミ」と発音して注文すると意味が解らず困惑されるか、「あ、日本人なのね」と察して対応してくれると聞きます。ただ、韓国人が、

 「これはね、韓国では、チヂミって言わないんだよ 🙂‍↔️」

って教えてくれることも、あまりないようです。

日本人なら、もしカリフォルニアロール推しの外国人がいれば

 「せっかく日本にいるんだったら、
  ほかの🍣お寿司も💡試してみない?」

って、お勧めることもあると思うんですけれど…

ここら辺の違いは、もしかすると、国民性によるものなのかもしれません。(私の個人的な意見です。)

漫画「美味しんぼ」がもたらしたものは?

AIで調べてみたのですが、1970〜80年代の料理書や雑誌で「チヂミ」として明確に取り上げられた、出典がはっきり確認できる事例はみつかりませんでした。

ただ、この料理名は在日韓国人の方々の間では以前から口承や家庭料理(但し、方言として)として用いられていた可能性はあるようです。

そんな中、1989年発売の『美味しんぼ』第19巻・第4話「韓国風お好み焼き」で、「チヂミ」として詳しく紹介されたことは確認できました。

ですので、このエピソードが「チヂミ」の日本での普及に少なからず影響を与えた可能性はありそうです。

ちなみに、美味しんぼシリーズでは、韓国では一般的とされる「プッチムゲ」、「ジョン」などという呼び方で登場する話は、なぜか、その後も見当たりませんでした。

その後、韓流ブームで韓国ドラマなどが日本で人気になると、原作では「プッチムゲ」、「ジョン」などと発音されていても、日本語字幕や吹き替えでは、すでに視聴者に馴染みやすくなっていたと思われる「チヂミ」と訳されることが多かったようです。

このため今では、日本に長く住まれている韓国語に堪能な方々の間でも、「韓国ではチヂミではなく、プッチムゲ、ジョンと呼ぶ方が一般的」とご理解の方が増えているようです。

韓国農水産食品流通公社でも、「チヂミ(ジョン)」と説明しています。

https://www.atcenter.or.jp/sidedish#:~:text=%E3%83%81%E3%83%82%E3%83%9F%EF%BC%88%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%EF%BC%89

美味しんぼの話に戻りますが、もし、

  • 海原雄山が「日本では『チヂミ』と呼ばれているが、本来は『ジョン』または『プッチムゲ』と呼ぶべきだ」と指摘する

  • 韓国料理の専門家との対話を通じて、正しい呼び方を紹介する

といったエピソードがあれば、美味しんぼの中でも、自然な形でこの料理の呼び方をアップデートできたのでは、と考えます。

作者は、他にも焼肉の扱いや飲酒マナーなど、韓国文化の紹介に熱心であったはずなのに、この件については不完全な扱いの様に見えるまま連載が終わってしまったことが、私には不思議でなりません。

AIや翻訳機の落とし穴

実際に海外旅行した場合お世話になることが多い翻訳機ではどうなるか、Google翻訳でためしてみました。

まず、日本語側で「チヂミ」を入力すると、
韓国語側に「치지미   chijimi」と表示されました。


チヂミ の Google翻訳

それを、すぐ逆翻訳してみたところ、

韓国語には「치지미 chijimi もしかして:지지미」、
日本語側に「チジミ」と表示されました。(チヂミではありません。)


치지미 の Google翻訳 

念のため、「もしかして」と示された「지지미も日本語でどういう意味か調べると、日本語では「サポート」と表示されました。


지지미 の Google翻訳

なるほど、日本人が「チヂミ下さい!」というと、
韓国の人は、「サポートしてほしいのか?」と気遣ってくれるのでしょうね。

もっと驚いたのは、昔、在日の方々がよく使われていたと思われる方言表記「지짐이」をGoogle翻訳で日本語に訳してみたところ……
なんと「地震」と表示されました!


지짐이 の Google翻訳

「チヂミください!」が「地震が欲しいです!」みたいに聞こえたら、
「この人は何を考えてるんだ? 怖っ!」
って思われそうで、本当に怖いです。

※ もちろん、これも機械翻訳の誤訳でしょう。
•  「지짐이」は慶尚道方言でチヂミ(焼き物)の意味の古い表記のようです。(方言とされていますので、申し訳ありませんが、確証はありません。)
•  一方、標準語で「地震」は「지진(チジン)」ですが、発音や綴りが近い(지진 vs 지짐이)ため、翻訳機が完全に混同して「地震」と出力してしまっている可能性があります。

でも、もし韓国旅行中に翻訳機に頼ったら、こんなことが現実に起きている可能性が高いんですよ。AIでも、細かく条件を指定しないと、同様の結果になります。

この誤訳を避けるためにも、韓国では「부침개(プッチムゲ)」または「전(ジョン)」と注文した方がいい!、という落書きを頭の片隅に残されておくことを強くお勧めします。

結び

もし、ご近所に韓国料理屋さんがあったら、

「ヘムルパジョン(海鮮パジョン)ください!」
と言ってみると、店員さんの反応が良くなる確率が高いかもしれません。

もし、チヂミ推しのお知り合いがいたら、

この話をこっそり教えてあげたら、あなたの株が上がるかも…🥹

落書き好きの自分は

こんな落書き記事を作ってみました。
見出し画像もAIで作った落書きです。

もしかすると、私のこの記事で、「チヂミ」が最適とは言えない呼び方であることが広まってしまい、「チヂミあがる」面持ちの方が増えてしまうかもしれませんね。

おしまいニダ


詳しくは知らなかったのですが、
↓の♡をクリックし🩷にしていただくと、この情報がGoogleなどで拡散されやすくなるそうです。お気に召しましたならご協力お願いいつぃます。🙇🏻


  • 除名に至った経緯は カテゴリー:5243.t(note)について  に詳しくまとめてあります。また、関連情報も 5243カテゴリー の記事として随時追加しています。